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建築系職人2.0

町の便利なクロス屋さん公式ブログ。バージョンアップし続ける職人になるため道中記

第14回【基礎知識】警報装置などに切りあとがある理由

 天井に取り付けられているこの装置に、たまに十字に切られたあとがあります。

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 これは、クロス屋のしわざです。天井を貼っているとき、クロスを貼り込もうと、切れ目を入れるのです。

 もちろん、製品に切れ目を入れるわけですから、いいわけはありません。なぜこういうことをする職人がいるのかというと、じつは職人は、自分で「オレはクロスしか切らないスゴ腕職人」と思っていたりするのです。

 つまり、クロスだけを切っていると勘違いしているのです。それで、クロスが物にひっついている状態で、カッターで切れ目を入れるのです。

 こういったものは、時間が経たないと傷あとがわからないので、切ったときはわからないのです。時間が経たないとわからないので、タチが悪いですね。

 おそらく、こういう施工をする職人は、永遠にやり続けていると思います。

 また、天井ということもあり、貼付けは時間との勝負ですし、ほかに切り方を知らないこともあります。現場も賃貸マンションなので、よけいでも施工スピードのためにそうしてしまいます。

 もちろんわたしは、「浮かして」切れ目を入れるので、対象物に切れ目を入れることはありません。そのため、ハサミを多用します。ハサミなら、対象物にあてがわなくて済むからです。

 ですので、ハサミを装備していない職人は、こういう施工をする可能性があり、要注意です。



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 次回の更新日は2/7です
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インテリアこうち

Author:インテリアこうち
2001年からフリーランスの内装職人。2005年に「町の便利なクロス屋さん」を開設。

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